セールスシードブログ

Webサイトに「アクセスはあるのに問い合わせがない」理由と改善法|成果を出す導線設計とは

作成者: 菅生 一郎|2025/10/27 7:50:48

 

アクセスがあるのに成果が出ない。その原因は「誤解」から始まる

Google Analyticsを見て「アクセスはあるのに、問い合わせがゼロなんだよ」と嘆く経営者は多いです。
実はそれ、失敗ではなく「誤解」から始まっています。

「アクセスがある=うまくいっている」と思い込みがちですが、
アクセスは“数字”であって“成果”ではありません。
人が来ていても、正しい人が来ていない/来ても行動していないのなら、売上にはつながらないのです。

問い合わせがないサイトに共通する3つの原因

① CTA(行動喚起)が弱い

「お問い合わせはこちら」とだけ書かれていても、人は動きません。
ユーザーは“何を得られるのか”が明確でないとクリックしないからです。
「無料相談」「導入事例を見たい」「資料を受け取りたい」など、行動の理由を言語化することが重要です。

② 導線が複雑で、たどり着けない

スマホで見たとき、フォームが深い位置にあったり、ボタンが見つけづらい。
この“数秒の迷い”が、離脱につながります。
Webでは「考えさせない導線設計」が基本です。
1クリックで目的地へ誘導できる導線を意識しましょう。

③ 信頼情報が不足している

デザインが整っていても、顔や実績が見えないと人は動きません。
問い合わせフォームの前に「この会社なら安心」と思ってもらえる要素――
写真、実績、代表メッセージ、お客様の声。
これらを1つ入れるだけで、心理的ハードルが下がりCVRが跳ね上がります。

成果を変える3つの改善ポイント

1️⃣ CTAを「感情」で設計する

「ボタンを目立たせる」より先に、クリックしたくなる言葉を考える。
例えば、

  • ✕ お問い合わせはこちら

  • 〇 無料で相談してみる

  • 〇 自社に合う解決策を提案してもらう

行動には「理由」が必要です。
ボタンはデザインではなく心理設計の要素と捉えてください。

2️⃣ ファーストビューを再設計する

アクセスがあっても、最初の3秒で離脱されれば意味がありません。
ユーザーは開いた瞬間に「自分に関係あるか」を判断します。
そのため、ファーストビューには以下の3つを必ず入れてください。

  1. 何をしている会社か(例:中小企業のWeb集客支援)

  2. どんな課題を解決できるか(例:問い合わせが増えない悩みを解決)

  3. 次に何をすべきか(例:「無料相談はこちら」ボタン)

これだけで、離脱率は30〜40%下がります。

3️⃣ 信頼情報を「見える化」する

人は安心できる相手にしか行動しません。
だから、実績・写真・口コミ・所在地――これらを視覚で伝えることが重要です。

  • 実績ロゴを掲載する

  • 社員や代表の写真を載せる

  • お客様の声や導入事例を紹介する

  • 会社概要・地図・電話番号を明示する

「どんな会社かわからない」は、最も強い離脱要因です。
信頼は“デザイン”ではなく“情報の透明性”で作られます。

データで見る改善の現実

  1. Analyticsで離脱率を把握
     → どのページでユーザーが離れているかを確認。

  2. ヒートマップで視線を分析
     → どこまで読まれているか、どの要素が無視されているかを可視化。

  3. A/BテストでCTAを比較
     → ボタンの文言・色・位置を変えるだけでCVRが2倍になることも。

感覚ではなく“数字で改善”する文化が、Webからの売上を安定させます。

売上につながるWebの条件

アクセスを増やすことは目的ではありません。
目的は「売上につながる問い合わせを生むこと」です。

そのために必要なのは、

  1. 誰がターゲットなのか

  2. どんな行動をしてほしいのか

  3. その行動を起こす“理由”があるか

この3つを明確に設計できれば、Webは営業が24時間働く仕組みになります。

まとめ:「見られるサイト」から「動くサイト」へ

アクセスがあるのに成果が出ないサイトは、「見てもらうため」の設計で止まっています。
これから必要なのは、行動を生み出すための設計です。

セールスシードは、デザインよりも「成果」にこだわるWeb設計を支援しています。
「アクセスはあるけど、問い合わせがない」と悩んでいる方は、
今すぐ一度ご相談ください。
私たちは「Webを売上に変える」お手伝いをします。