アクセスがあるのに成果が出ない。その原因は「誤解」から始まる
Google Analyticsを見て「アクセスはあるのに、問い合わせがゼロなんだよ」と嘆く経営者は多いです。
実はそれ、失敗ではなく「誤解」から始まっています。
「アクセスがある=うまくいっている」と思い込みがちですが、
アクセスは“数字”であって“成果”ではありません。
人が来ていても、正しい人が来ていない/来ても行動していないのなら、売上にはつながらないのです。
問い合わせがないサイトに共通する3つの原因
① CTA(行動喚起)が弱い
「お問い合わせはこちら」とだけ書かれていても、人は動きません。
ユーザーは“何を得られるのか”が明確でないとクリックしないからです。
「無料相談」「導入事例を見たい」「資料を受け取りたい」など、行動の理由を言語化することが重要です。
② 導線が複雑で、たどり着けない
スマホで見たとき、フォームが深い位置にあったり、ボタンが見つけづらい。
この“数秒の迷い”が、離脱につながります。
Webでは「考えさせない導線設計」が基本です。
1クリックで目的地へ誘導できる導線を意識しましょう。
③ 信頼情報が不足している
デザインが整っていても、顔や実績が見えないと人は動きません。
問い合わせフォームの前に「この会社なら安心」と思ってもらえる要素――
写真、実績、代表メッセージ、お客様の声。
これらを1つ入れるだけで、心理的ハードルが下がりCVRが跳ね上がります。
成果を変える3つの改善ポイント
1️⃣ CTAを「感情」で設計する
「ボタンを目立たせる」より先に、クリックしたくなる言葉を考える。
例えば、
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✕ お問い合わせはこちら
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〇 無料で相談してみる
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〇 自社に合う解決策を提案してもらう
行動には「理由」が必要です。
ボタンはデザインではなく心理設計の要素と捉えてください。
2️⃣ ファーストビューを再設計する
アクセスがあっても、最初の3秒で離脱されれば意味がありません。
ユーザーは開いた瞬間に「自分に関係あるか」を判断します。
そのため、ファーストビューには以下の3つを必ず入れてください。
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何をしている会社か(例:中小企業のWeb集客支援)
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どんな課題を解決できるか(例:問い合わせが増えない悩みを解決)
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次に何をすべきか(例:「無料相談はこちら」ボタン)
これだけで、離脱率は30〜40%下がります。
3️⃣ 信頼情報を「見える化」する
人は安心できる相手にしか行動しません。
だから、実績・写真・口コミ・所在地――これらを視覚で伝えることが重要です。
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実績ロゴを掲載する
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社員や代表の写真を載せる
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お客様の声や導入事例を紹介する
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会社概要・地図・電話番号を明示する
「どんな会社かわからない」は、最も強い離脱要因です。
信頼は“デザイン”ではなく“情報の透明性”で作られます。
データで見る改善の現実
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Analyticsで離脱率を把握
→ どのページでユーザーが離れているかを確認。
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ヒートマップで視線を分析
→ どこまで読まれているか、どの要素が無視されているかを可視化。
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A/BテストでCTAを比較
→ ボタンの文言・色・位置を変えるだけでCVRが2倍になることも。
感覚ではなく“数字で改善”する文化が、Webからの売上を安定させます。
売上につながるWebの条件
アクセスを増やすことは目的ではありません。
目的は「売上につながる問い合わせを生むこと」です。
そのために必要なのは、
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誰がターゲットなのか
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どんな行動をしてほしいのか
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その行動を起こす“理由”があるか
この3つを明確に設計できれば、Webは営業が24時間働く仕組みになります。
まとめ:「見られるサイト」から「動くサイト」へ
アクセスがあるのに成果が出ないサイトは、「見てもらうため」の設計で止まっています。
これから必要なのは、行動を生み出すための設計です。
セールスシードは、デザインよりも「成果」にこだわるWeb設計を支援しています。
「アクセスはあるけど、問い合わせがない」と悩んでいる方は、
今すぐ一度ご相談ください。
私たちは「Webを売上に変える」お手伝いをします。