今回は、IT業界とバズワードについて語ろう。まず、バズワードとは?
一見、説得力のある言葉のように見えて、実は定義や意味があいまいなキーワードのこと。主にコンピューターの世界で多用されているが、政治や一般生活の中でもバズワードが生まれている
知恵蔵より引用
IT業界の方が会話にぶち込んでくることが多い「ちょっと何言ってるかよく分からない」ワードがたいていそれだ。
逆にバズワードじゃないIT用語ってあるのか?
と聞きたくなる位、出ては消えていく用語や概念だらけなのがこの業界の特徴となっている。生き残ってるのは
- インターネット
- スマートフォン
- 仮想通貨
- セキュリティ
- クラウド
など、一般名詞化してしまった用語くらい。あとは全てバズワード(あくまで筆者の主観です)のように感じる。今だと、
辺りはバズワードかなと。バズワードも定義が明確になり、その定義が業界外でも周知されたときに、バズワードではなくなるのだろう。で、IT業界のバズワードの大半は周知される前に技術が陳腐化したり、「やっぱり何言ってるのかよく分からない」と業界外から評価されず葬り去られてしまう訳だ。
ただ、IT業界における営業活動においてバズワードは重要なのも事実である。バズワードを多用すればそれっぽく提案をまとめられるからだ・・・と書いていて、たまに私も使ってるなと反省してしまう。
そういう意味で、信頼できるベンダーかどうかは、「そうしたバズワードを多用して煙に巻こうとしていないか?」、「バズワードについて質問したら丁寧に説明してくれるか?」で見分けることもできる。さらに、バズワード以外にもIT業界の専門用語(ジャルゴン)を多用してくるベンダーも問題が多そうだ。商談の際、気をつけて聞いてみてもらいたい(当社も含めて・・・)。